2014年9月24日水曜日

ミャンマー国軍司令官 公式訪問 揮毫@椿山荘 錦水

身に余る光栄な大役をいただきました。
防衛省・統合幕僚監部の記者会見で発表され情報解禁となりました。
ミャンマー連邦共和国・国軍司令官の公式訪問において、椿山荘 錦水での夕食会で、揮毫させていただくことになりました。
福昌寺・副住職 飯沼康祐氏と共に、日本を代表する文化としておもてなしの心が伝われば幸いです。

http://www.mod.go.jp/js/Press/press2014.htm


4mの巨大作品でしたが、本国に持ち帰り、職人さんが額装してくださるとのこと(スゴイ‼︎)、光栄です。
そして統合幕僚長より名誉あるメダルをいただきました。
御関係者の方々、大変お世話になりましてありがとうございました。
おもてなしのお花は塚越応駿さん、書は福昌寺 副住職 飯沼康祐さんのお経(東大寺の大仏開眼法要で読まれた)を書きました。
メディアの方々のフラッシュがすごかったです^^;

 

 

そして翌日のミャンマーの新聞に載りました。
とても好評だったそうです。





今回おもてなしをさせていただいた日本文化チームです。



 

2014年9月21日日曜日

模倣~ピエール・スーラージュ編



フランスの画家 スーラージュの「表現」の「模倣」

















模倣~アルチュール・ランボーとポールヴェルレーヌの詩より



 Sensation(感覚) : Arthur Rimbaud 
Reading : Fabien Guillotin
開催中の個展「模倣」では詩の朗読と共に作品をお楽しみいただいています。和訳は会場にございますので、ぜひ視覚からも聴覚からも、模倣から創造への世界をお楽しみください(^^)
  Par les soirs bleus d'été, j'irai dans les sentiers,
  Picoté par les blés, fouler l'herbe menue :
  Rêveur, j'en sentirai la fraîcheur à mes pieds.
  Je laisserai le vent baigner ma tête nue.
  Je ne parlerai pas, je ne penserai rien :
  Mais l'amour infini me montera dans l'âme,
  Et j'irai loin, bien loin, comme un bohémien,
  Par la nature, heureux comme avec une femme.

 La lune blanche(白き月影): Paul Verlaine
Reading: Cyril Meysson
  La lune blanche
  Luit dans les bois ;
  De chaque branche
  Part une voix
  Sous la ramee...
  O bien-aimee.
  L’etang reflete,
  Profond miroir,
  La silhouette
  Du saule noir
  Ou le vent pleure...
  Revons, c’est l’heure 
  Un vaste et tendre
  Apaisement
  Semble descendre
  Du firmament
  Que l’astre irise...
  C’est l’heure exquise.

 Un dahlia (あるダリア) 
reading : Benjamin Duboc
Courtisane au sein dur, à l'oeil opaque et brun
S'ouvrant avec lenteur comme celui d'un boeuf,
Ton grand torse reluit ainsi qu'un marbre neuf.
Fleur grasse et riche, autour de toi ne flotte aucun
Arôme, et la beauté sereine de ton corps
Déroule, mate, ses impeccables accords.
Tu ne sens même pas la chair, ce goût qu'au moins
Exhalent celles-là qui vont fanant les foins,
Et tu trônes, Idole insensible à l'encens.
- Ainsi le Dahlia, roi vêtu de splendeur,
Elève sans orgueil sa tête sans odeur,
Irritant au milieu des jasmins agaçants !

  


  

2014年9月20日土曜日

書と音と朗読と@模倣 ご来場ありがとうございました

模倣 -書と音と朗読と-
ご来場ありがとうございましたm(_ _)m
予想を上回る多くの方がお越しくださり、そして本当にたくさんの方に支えられ感謝の言葉しかありません>_<ありがとうございました。
Rimbaud 永遠 "L'éternité "は不動の人気なのですね(^^).

白石雪妃 : 書 
山㟁直人 : 打楽器 
Joachim Badenhorst : クラリネット
詩の朗読 : Benjamin Duboc, Cyril Meysson, Fabien Guillotin & Laurie Dy
大木啓至 : 映像
Setsuhi Shiraishi : calligraphy
Naoto Yamagishi : percussion
Joachim Badenhorst : clarinet
Yoshiyuki Oki : videographer
poem recording : Benjamin Duboc, Cyril MeyssonFabien Guillotin & Laurie Dy
setsuhi.jp/
naotoyamagishi.com/
joachimbadenhorst.com
yoshiyukioki.com/
https://vimeo.com/110042096


動画はこちらです。
https://vimeo.com/110042096

ゲストにベルギーからJoachimさんが参加してくださいました!(Cl, B.Cl)
共演の山岸直人さんはフランスツアーを共にしたパーカッショニストです。
レコーディングしたフランス語の朗読との融合も必聴です(^^)





 

2014年9月18日木曜日

「円陣」 受賞

昨年「円陣」と「円陣を組む人の姿」を描いたadidas 2014FIFA World Cup Exhibitionが、日本空間デザイン協会の空間デザイン賞エキシビション部門にて受賞いたしました。





  



2014年9月14日日曜日

浅草ジンタさんとのコラボ@湯沢リバーサイドジャムキャンプ

フジロックや世界最高峰のフェス、グラストンベリーにも出演された"浅草ジンタ"さんのライブで2曲コラボさせていただきました!


湯沢Riverside jam camp無事終了しました。
浅草ジンタさんとのコラボも大盛況でした。
ユーフォやチューバ、トランペットのホーン隊、素晴らしいサウンドとあたたかいメンバーに感謝です‼︎
またやりたいな〜(^^)

 

「運命」という曲でのコラボでした。
演奏とお客さんとも一体になれた瞬間が味わえて、本当に良い時間になりました。
ありがとうございました。




さて、これから車で4時間かけて帰ります。
そして明日から個展「模倣」が始まります。

2014年9月13日土曜日

青空書道work shop @湯沢 Riverside Jam Camp 2014

湯沢リバーサイドジャムキャンプで青空書道ワークショップ開催しました。

 

前回よりものすごいお客さんで賑わっていて驚きました!
幸せそうなファミリーがたくさん!(^^)!
子どもから大人の方までたくさんの方にご参加いただきました。
ありがとうございました!

 

村のおやじ



湯沢でお仕事の時には必ず寄らせていただいてます!
美味しいおでんと焼き鳥と・・
久しぶりに伺ったら、前回のライブの作品も飾ってくれていました!(^^)!




2014年9月9日火曜日

白石雪妃書画展「模倣」

setsuhi calligraphy exhibition information
翌週15日から2週間、個展(企画展)が始まります。
今回は10mに及ぶ作品が二つと新しい試みに挑戦し、全てが新作となります。
是非お立ち寄りくださいm(_ _)m
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

白石雪妃書画展

【模倣】~Arthur Rimbaud ,Paul Verlaine ,Pierre Soulagés ~

「創造」と「模倣」。相対する2つの探求は「個性」の所在を探る旅である。創造は模倣を、模倣は創造を生む。様々な表現に触れ用いることで、流動する個性を「書道」として再構築する試みが始まる。


Sep.15mon-28sun
15-20時(日祝11-18時)


個展会期中の9/20(土)、ミニパフォーマンスをおこないます。

-書と音と朗読と-
9/20 sat 15:00 charge¥1000(1drink付)

Calligraphy Setsuhi Shiraishi
Percussion 山岸 直人
The poem recording by Benjamin DubocCyril MeyssonFabien Guillotin&Laurie


アノアノ・ギャラリー

大塚駅より徒歩5分
http://www.anoanogalerie.com/
03-3941-3791
豊島区南大塚2-37-11ハイムセクオイア1階奥


模 倣
「表現」をするということ。多くの人は日常のなかで自己表現を、およそ無意識下で行っている。
言葉や仕草はその最たるものである。
他者に伝えたい意思を自身のもつ「表現」を使って、最大限に飾ってより良く伝えようとする。
そこでは「表現」はあくまでも意思を伝える為の「道具」である。

芸術。それは意思を伝える「道具」である「表現」を思考し、自身の化身まで高める行為である。
人類は五感を刺激する様々な「表現」を探し、その歴史の中で数えきれない「表現」を手に入れた。
それらは一世を風靡し、廃れ、忘れられてきた。
そんな歴史の中で、私たちが生きる現代は一定の飽和状態にある。
確立された「表現」が現代には溢れている。
その一つ一つをさらに磨く試み、異なるもの同士を和える試み。
飽和状態とは、様々な選択肢の無限に広がる自由な状態でもある。
現代を生きる表現者に求められているのは、必死になって「表現」の「創造」を行うことではなく、
この選択肢の無限に広がる状態を楽しみ、遊び尽くすことの様に私は思う。

今回の白石雪妃による「模倣」という展覧会は、現代を生きる表現者として、非常に興味深い。
「表現」の「模倣」。それは相対する「表現」の「創造」にも通ずる。
様々な「表現」に触れ、自由に横断し、「模倣」することで、
自己の化身である「書道」へと再構築していく。
フランスツアー中に出会った、アルチュール・ランボー、ポール・マリー・ヴェルレーヌ、
ピエール・スーラージュ。二人の詩人と一人の画家の「表現」の「模倣」。
ランボーの『地獄の季節』に収められた韻文詩「永遠」は、
その型破りで乱暴な言葉と言葉の組み合わせが無限のイメージを呼ぶ、
ヴェルレーヌの紡ぐ言葉たちは音楽へと昇華し、スーラージュのリズムをもった記号は、
コンポジションを形成し、空間表現へと変換されていく。
無限の選択肢から選ばれたこの「表現」たちが白石雪妃の中で再構築されて
いくそのプロセスは、「表現」の飽和状態である現代における、新しい「創造」

の一つのカタチであると言えるのではないだろうか。

2014年9月7日日曜日

ハチスノイト×白石雪妃

  


ご来場ありがとうございましたm(_ _)m
ハチスノイトさんとの一体感が気持ちよかった(^^)

素晴らしい美声でした。自然との会話を楽しんでいるような讃美歌のような歌。
皆さんのワークショップ作品も素晴らしかった‼︎
琵琶奏者ふぅさんプロデュースに感謝です!